横浜の関内に行くことがあったので、前から気になっていたラーメン二郎 横浜関内店の「汁なし二郎」を食べてきました。
二郎屈指の人気店『横浜関内店』
ラーメン二郎といえば「ラーメンではなく、”二郎”という食べ物である」との言葉でも知られる人気の麺屋です。熱狂的なファンはジロリアンと呼ばれています。その中でも屈指の人気を誇る店舗のひとつが横浜関内店。
今回はちょうど関内に行く用事があったので、夜の部が開店するあたりに行ってまいりました。
最寄り駅は、横浜市営地下鉄・伊勢佐木長者町駅。関内駅からも割りと近いので、横浜スタジアムに行くついでによいかもしれません。
訪れたのが土曜日ということもあり、ある程度は行列を覚悟していたのですが、18時開店にむけて17:45に現地にいくとすでに大行列。
この段階で、もちろんまだ店の中には誰も入れません。噂には聞いてましたが、まさかここまでとはと驚愕しながらも辛抱強く待つことにしました。
しかし!開店前に並んでいたのにも関わらず、店先についたのは1時間10分後。
そしてこの時すでにごちテッドの後ろには、私が最初に並んでた位置よりもさらに長い列が……。そこまで回転がわるいジャンルでもないにも関わらずですから、どれだけ並んでいたのかがわかりますよね。
横浜関内店での購入ルール
ラーメン二郎ではお店によって食券を買うタイミングが微妙に違うようなのですが、横浜関内店では並んでいる段階で店員さんが、麺の量と”汁なし”であるかどうかを聞いてきます。それだけ汁なしを頼む人が多いということでしょう。
横浜関内店は『汁なし二郎』で知られる、いわゆるまぜそばを出す珍しい二郎。インスパイア系ではなく本店で修行した『二郎』暖簾分けの中では非常に珍しいようです。
実際行列に並んでいる人のなかで半分以上が汁なしを注文してたんじゃないかな?ってほど。
店員さんに『麺の量』『汁なしor普通』を伝えた後、初めて店内にある食券機で食券を買います。
食券機はこんな感じ。名物の『汁なし』はオプションの位置付け。他にも人気のトッピングは『ネギ』『粉チーズ』『ニラキムチ』。私が注文したのは『小ぶた』『汁なし』『粉チーズ』で合計¥970なり。
二郎にしては少し高くついた感じもありますが、それだけに期待感はマシマシです。
横浜関内店の汁なし二郎を実食
ついに自分が席に座るタイミングに。着席後、食券をカウンターの上に置くと、すぐに汁なし二郎が提供されました。提供されるグループ「ロット」の先頭でしたが、座ってから提供まで、とても早く感じました。
しばらくすると「にんにくいれますか?」と、二郎独特の無料トッピングの聞き方をされますので、トッピングの注文=コールをします。今回は『野菜マシ・アブラ・カラメ』に。
ラーメン二郎横浜関内店は卓上にカネシ(二郎専用醤油)がありませんので、カラメにするならこのタイミングで頼む必要があります。野菜の量は若干多いとの噂から、いつもならマシマシにしますが今回はマシどまりで。ニンニクを入れない派なので今回も無しです。
そして登場した汁なし二郎がこちら。
見てのとおり中々のジャンクさ。汁なし用のトッピング『フライドオニオン』と『卵黄』も乗っていて、これで追加80円はむしろ安い。
こちらはいわゆる『南側』。トッピングのチーズもガッツリ乗ってますし、今回は豚ありを頼んだので、豚ことチャーシューもガッツリです。ちなみに、二郎では『豚』はあくまでも『豚』。チャーシューと呼ぶと怒る人もいるのでお気をつけを。
こちらが横から見た写真。
汁なしなのに『野菜マシ』だけでこんなにごんもり。
ちなみにチャーシュー…じゃなくて豚は『のの字』タイプ。かなりとろとろで味もしっかりです。これが野菜とめっちゃマッチします。
こちらは北側。それにしてもすごいジャンクさ。
ということで、早速野菜から食べ始めることに。キャベツが結構多めで、これがめっちゃ旨い。豚ありにすると、もう完全に野菜と豚だけでお腹いっぱいになるほど。豚は全部で5枚です。豚入りにしない場合は通常2枚とのことですが、2枚でも十分な量。
そして野菜をある程度食べたところで、いよいよ麺を。
まぜそばなので、しっかりと器のそこのタレと絡めて取り出すとこんな感じ。
黒胡椒がピリリと効いていて、さらにジャンクさを加速させています。食べた感想としては、「とにかくジャンク!」です。野菜マシにしたのでカラメを注文しましたが、カラメにしなくても十分濃かったのではないかと思います。次はノーマルでもいいかもしれません。
そして麺も縮れがない真っ直ぐなタイプの平打麺。これがまたいい感じで口の中で旨さを引き立ててくれます。
そしててっぺんに乗っかってた卵黄と絡めるとさらにジャンクさが引き立ってB級キング感が脳内を駆け巡ります。
追加トッピングのチーズで、やや濃い目の味つけが少し緩和しますが、ジャンクさは増す一方。ただし、このチーズのジャンクさが嫌味じゃない。これはマストトッピングかもしれません。
今回頼みませんでしたが、汁なしを注文した人は『スープ割り』も注文可能とのこと。せっかくなので、乳化した特製スープも堪能したいという方は、行列を待たせないように、ダッシュで食べて、胃袋をトントンしながらスープをごくごく…ありかもしれませんね。
とにかくジャンクを求めるなら最高
一気に頬張りまくって食べましたが、それでも麺の量の多さに多少てこずりました。これ恐らく『大』にしたら絶対食べられなかったです。
全体的な総括としては、とにかくジャンクな味が好きな人だったら気に入ること間違いなしですね。量も半端無く多いですし、それでいてチャーシュー…じゃくて豚はかなり美味しい。ただ、1時間以上待つ可能性があることだけは頭に入れて行かれてみてください。
横浜にお立ち寄りの際は中華街じゃなくてたまには変化球もいいかもしれません。
ラーメン二郎 横浜関内店 店舗情報
[住 所] 神奈川県横浜市中区長者町6-94
[時 間] 11:00〜14:30 18:00〜22:00
[定休日] 水曜日
※新型コロナの影響で営業時間等が変更になっている可能性があります※